株式会社がんばる
メニューとじる
特定商取引に基づく表示環境方針 / 個人情報保護方針

お役立ち情報・コラム
COLUMN

Hiダイナミック制震工法

震災は他人事ではありません!“Hiダイナミック制震工法”という選択が、あなたの家と家族を守る!

世界の国土面積でわずか0.3%しかない日本で、全世界で起きる大地震(マグニチュード6以上)の20%が発生しています。活断層と呼ばれる地震を引き起こす地盤が日本には2000もあると推定されています。地質学的に日本は地震大国であることが報告されているのです。

 

みなさんの記憶にも大きな爪あとを残した阪神・淡路大震災や東日本大震災では、たくさんの尊い命が犠牲になりました。

 

阪神・淡路大震災では死因のおよそ80%が建物の倒壊による圧死でした。この出来事を教訓に「いかに倒壊を防ぐか」ということが研究されてきました。東日本大震災では圧死が4%前後と言われており劇的な改善をみせています。

 

大切な人の命を守るためにも、日頃から防災意識を高めたり、具体的な地震対策をおこなう必要があります。

 

今回は、地震対策として有効な手段である“Hiダイナミック制震工法”を紹介しようと思います。

 

Hiダイナミック制震工法ってどんなもの?

 

まず地震対策として考えられる主な手段を3つお伝えします。それは「制震・耐震・免震」とよばれています。

 

制震:建物の一部に“可動装置”を設置して、地震のゆれを“吸収する”。

耐震:壁を増やしたり、金具で“補強”したりして、地震のゆれに“耐える”。

免震:建物の下に“免震装置”を設置して、地震のゆれを建物に“伝えない”。

 

今回お伝えするのは“制震”による工法です。Hiダイナミック制震工法とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

 

Hiダイナミック制震工法は、“オイルダンパ”とよばれる製品を用いて地震のゆれを吸収し、建物へのダメージを軽減させます。オイルダンパは地震のゆれを熱エネルギーに変換して吸収します。気温や湿度などの外部環境にも影響されず、繰り返しのゆれにも強いのがオイルダンパの特徴です。

 

このオイルダンパを専用の金物とパネルに組み合わせ、一枚の部材として建物の壁の中に設置していきます。これがHiダイナミック制震工法とよばれるものになります。

 

Hiダイナミック制震工法のメリットとは?

 

それでは数ある地震対策の中で、Hiダイナミック制震工法のメリットはなんなのでしょうか。

 

【メリット】

  • 繰り返しのゆれに強く、ゆれを吸収する効果が高い。
  • メンテナンスが必要ない。
  • 低コストで設置ができる。新築・リフォームを問わない。

 

それでは一つずつ紹介していきましょう。まずは「繰り返しのゆれに強く、ゆれを吸収する効果が高い」という点について。

 

壁の中にオイルダンパを用いた部材を設置することで、地震のゆれによる“建物の変形”を防ぐことができます。内部の柱や梁、壁といった大枠を地震のダメージから守ることができるのです。

 

こんにゃくをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。こんにゃくをどれだけ揺さぶっても、そのゆれに合わせて柔軟に動くので、こんにゃく自体の形は崩れません。Hiダイナミック制震工法は建物自体がこんにゃくのように柔らかくなるわけではありませんが、“ゆれを吸収する”というイメージを理解していただけるのではないでしょうか。

 

阪神・淡路大震災を再現した実験において、Hiダイナミック制震工法の建物は、そのゆれ幅をおよそ70%も減少させたと報告されています。東日本大震災の再現においても、本震・余震に耐え、そのまま生活することが可能なレベルで建物を守ることができました。

 

このようにHiダイナミック制震工法は繰り返しのゆれに強く、ゆれを吸収する効果が高いと実証されています。

 

つぎに「メンテナンスが必要ない」ということについて。

 

壁の中に設置するオイルダンパは高温・低温の気候変動に強く、北と南に長い日本において、全国各地で採用することができます。北は北海道から南は沖縄まで、壁の中に組み込むだけのシンプルな工法で、特殊な施工道具も必要ありません。

 

オイルダンパを構成している作動油・オイルシール・クロームメッキ・塗料は60年間を想定した耐久試験において、その性能が変わらないことが実証されています。

 

一度施工すれば、そのあと長期間にわたり地震への対策を講じる必要がありません。メンテナンスフリーのHiダイナミックは家庭用の制震工法として、たくさんのご家庭から高い評価を受けています。

 

壁の内部に制震の部材を入れ込むHiダイナミック制震工法は、もともと高層ビルに用いられた地震対策でした。その工法を家庭用に取り入れ、木造住宅でも制振の工事ができるようになったのです。オイルダンパをつかったシンプルな工事で、新築・リフォーム問わない上に低価格なところがHiダイナミック制震工法の大きなメリットと言えるでしょう。

 

「地震が不安だけど、どうやって家を守ったらいいのかわからない…。」とお悩みのお客さまにはピッタリの工法です。制震による地震対策は建物の倒壊を防ぐ上で、非常に有効な手段なのです。

 

いかがでしたでしょうか。Hiダイナミック制震工法の技術は家庭だけではなく、鉄道や自動車、高層ビルなどさまざまな分野で採用されています。日本で開発された優れた技術として注目を集めているのです。

 

日本で生活する以上、地震はいつどこで発生するか分かりません。何事もない平常時の今だからこそ、非常時に備えて対策を講じる必要があります。文字通り“何かあってからでは遅い”のです。

 

あなたの大切な家や、かけがえのない家族を守るためにも、ぜひHiダイナミック制震工法による施工やリフォームをご検討ください。

一覧へ戻る

ずっと安心!おうちまるごとメンテナンス

  • 出張費が無料
  • 年1回メンテナンス
  • 工事10年保証 等々
詳しくはこちら