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オール電化

オール電化はお得になるの?オール電化の仕組みやメリット・デメリットを余すことなくお伝えします!

わたしたちの生活を支える電気やガスなどのインフラ。毎月、光熱費として支出されていますが、ご家庭を“オール電化”にするとコストが安くなることをご存じでしょうか。少しずつの積み重ねが大きな節約効果をもたらしてくれます。今回は家計の強い味方“オール電化”をご紹介します。

 

オール電化ってなに?

 

オール電化は耳馴染みのある言葉ですが、具体的にどういうものなのでしょうか。「お料理」「お風呂」「冷暖房」「その他、家電一切」の熱源をすべて“電気”でまかなうことをオール電化といいます。おおくのご家庭では「お料理やお風呂はガスで」「電化製品は電気で」というふうに熱源が分かれています。これを電気に一本化することを“オール電化”というのです。

 

1980年代の後半からモデルハウスでオール電化が取り上げられ、そこから少しずつ普及していきました。2000年代にオール電化の強い味方となるエコキュートやIHクッキングヒーターが登場し、さらに普及率を高めていったのです。2009年に330万戸だったオール電化住宅は、2015年には630万戸とおよそ2倍に増えました。さらに2025年には940万戸に迫るだろうと予想されています。

 

2019年現在でもすでに10世帯に1世帯はオール家電住宅であると計算されています。わたしたちの生活をもっと快適にしてくれるオール電化はますます身近な存在になるでしょう。

 

オール電化のメリット・デメリットは?!

 

それではさっそくオール電化のメリット・デメリットを紹介します。

 

【メリット】

・光熱費が安くなる

・安全性が高くなる

・非常時に強くなる

 

【デメリット】

・昼間の電気代が高くなる

・設置するためにコストがかかる

・停電の時に機能しなくなる

 

まずメリットとして、“光熱費が安くなる”という点が挙げられます。電気とガスを使い分けているご家庭は、それぞれに基本使用料がかかります。「電気+基本使用料」「ガス+基本使用料」といった形でそれぞれに発生しています。しかしオール電化にすると基本使用料を一本化することができるので、その分が節約につながるのです。概算ではありますが、電気とガスを併用している場合、毎月の基本使用料はおよそ1,800円~2,500円かかりますが、オール電化住宅にすると1,200円前後におさえることができます。

 

また電気温水器やエコキュートという“電気でお湯を沸かせる製品”を設置すると、さらに光熱費をおさえることができます。オール電化には夜間の電気料金が安くなるプランが用意されています。その時間にお湯を沸かして電気温水器やエコキュートのタンクにためておけば、日中もリーズナブルなお湯で入浴できます。エコキュートの熱をつかって床を暖める床暖房や、蓄熱ヒーターも効果的です。

 

オール電化はガスを使わないので、ガス漏れによる火災や、一酸化炭素中毒などの深刻な事故を避けることができます。とくに台所のコンロは毎年のように火災の原因となっており、2017年にはタバコ、放火につぐ、第3位の出火原因となっています。小さなお子さまやご高齢のご家族がいる世帯で、オール電化の高い安全性はとても好評です。

 

電気温水器やエコキュートには一時的にお湯を貯めることができる貯湯タンクが内蔵されているため、地震などでガスがとまってもお湯を使うことができます。(飲用水としては利用できません。)電気・ガス・水道のインフラの中でも「電気の復旧が一番早い」とされており、震災で被害を受けても日常の生活をいち早く取り戻すことができます。このような“高い安全性”もオール電化のメリットといえるでしょう。

 

デメリットを避けるためにはご家庭のライフスタイルをしっかりと把握することが大切です。これはメリットと裏表の関係にあるのですが、オール電化は夜間に電気が安くなる分、日中は電気料金が割高に設定されています。日中にお料理や冷暖房を使うと結果的に光熱費があがってしまう可能性があります。本末転倒にならないよう、家族の生活リズムを考慮して計画的に導入しましょう。

 

オール電化にする際は、さまざまな製品を購入しなければなりません。エコキュートや調理につかうIHクッキングヒーターなどの本体価格、さらには基礎工事や電気・水道の関連工事など、初期投資に多くの費用がかかります。また製品を設置するスペースの確保や補強など物理的な負担もかかってきます。

 

オール電化はその名の通り、電気ですべてをカバーするため、停電するとその機能がストップしてしまいます。太陽光パネルや蓄電池などの関連製品を導入することで、このような深刻なトラブルを回避することができます。

 

初期投資やリスクをどうカバーしていくか。けっして安くない費用をかけて導入するオール電化は「長い目・広い視点」でプランニングすることがとても大切です。弊社ではお客さまの家族構成やライフスタイルをしっかりと考慮した上で、オール電化のご提案をおこなっています。ぜひお客さまの声もご覧になってください。

 

オール電化を導入する際に、どれくらいの費用がかかるのか?

 

実際にオール電化にするために、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。先に結論をお伝えすると、一般的な製品の導入・工事費込みで「およそ60万円~100万円」というのが一つの目安になります。

 

ガス給湯器の導入が20万円前後なので、ガスと比較すると割高感は否めません。初期費用を、電気料金が下がった分の“毎月の差額”で相殺していくことが求められます。あくまでこちらも概算ですが、オール電化にすると、4人家族の年間光熱費をおよそ7~8万円節約することができます。オール電化の導入費用を60万円~100万円と見積もったとして、およそ8年~13年で元が取れる計算になります。

 

さきほどもお伝えしたようにオール電化は「長い目・広い視点」で考えなければいけません。経済的なメリットを最大化するためには、計画的な導入が求められます。弊社ではオール電化の施工実績にも自信があります。ぜひ一度お客さまの目でお確かめください。

 

オール電化にはさまざまなコストがかかるのは事実ですが、経済的な面だけではなく、家族の安心を守る上でも大きなメリットがあります。人生の苦楽を共にし、長い時間を過ごす“我が家”だからこそ、一生のパートナーとしてぜひ“オール電化”をご検討ください。

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